異種格闘技戦の反応を観たいとのリクエストを頂きましたので
ムエタイvs
ITFテコンドーの試合を取り上げたいと思います。
この試合は正道会館主催の「カラテワールドカップ '93 風林火山 "火の章"」で
行われた
フルコンタクト・ルール(カラテ)での試合です。
※余談ではありますが
管理人は、この時、某有名レスラーさんにチケットをもらって
会場のかなり前の方に座ってましたw
では、動画と
海外の反応を見ていきましょう。
Muay Thai vs TKD以下 海外の反応 ↓ベラルーシ共和国パンチ無し、ヒジ打ちなし、膝蹴りなし、掴みなし
これじゃぁムエタイじゃなくって
「タイ」で蹴ってるだけじゃないか。
(※ルールでは顔面パンチ以外はOKなんですが...)
シンガポール↑誰だ?ムエタイは、ただ蹴ってるだけだなんて言ってる奴は?
テコンドーは蹴って、蹴って、蹴って負けただろ。
現実での実戦ならルールなんて関係ない。
ルールについて言うのは愚かなことだよ。
カナダ↑気取り屋(テコンドー)を殺すには蹴りだけで十分だってことだ。
TKD = The killed dude(テコンドー=殺された気取り屋)
アメリカ↑それ面白いなw
タイTKD=(T)his ( K)arate ( D)id you know?(テコンドーは空手だって知ってたかい?)
テコンドーはオリジナルの武術ですらなくて、リング上で失敗したから負けたのさ。
スイス↑テコンドーはテコンドーさ!空手じゃないぞ。
タイ↑マジで言ってんのか? そりゃー知らなかったよ。
(皮肉)スイス↑はい、問題ありませんよ。
(※スイス人...マジメだなぁw)
不明(黒人系)糞テコンドーVS全てのマーシャルアーツだろw (テコンドーは)まんま空手じゃん。
インドネシア結果的にテコンドー選手はムエタイに勉強させられたな。
タイ韓国人(韓国製)はクソだな。
アメリカ(韓国系)↑タイじゃクスリに人が群がるんだろ。エクスタシーは、そこに有るのか?
イギリステコンドーはどうしようもねぇ恥だな。
不明なんて価値のない黒帯なんだ...
アメリカあたしテコンドーだけは、やらないわ。
イギリス↑そんな恥ずかしいこと言うなよ!!
これは異種格闘技戦なんだ。
...って言ってみたけどテコンドーは実戦じゃ何の役にも立たないしな。
タイムエタイは体のあらゆる部位を使うことが出来るマーシャルアーツよ。
人を殺すことさえ出来てしまう程の。
ブラジルこの愚かな男とムエタイを比較すること自体にムリがある。
アルゼンチン共和国僕はムエタイが好きだ。
カナダこれはハッキリとテコンドー選手は脚を蹴られて混乱してる。
彼は、最初からどんな流れになるかを読めていなかった。
コロンビア共和国ムエタイ最高!!
...とまぁ大体こんな感じではありました。
...で
↑の動画だけ見ると「テコンドー」が弱かったという印象になってしまいがちですが、あえていえば、
この当時の
チャンプア・ゲッソンリット選手は
怪物的に強かった...というのも事実です。
普段
70KG台しかない体重でありながら
+10kg〜+20kgの
体重差のハンデを背負いながら
ヨーロッパのTOPファイターと
試合を重ねていただけに
その強さは計りしれないものがありました。
この試合の場合は、
競技者の少ない「
ITFテコンドーの日本のTOPアマ」と
ムエタイの「中重量級の世界TOPプロ」が
フルコンルールで試合をした
...ということも
加味する必要があるでしょう。
<オマケ>同じ日に行われた
チャンプア・ゲッソンリット選手と
アンディ・フグ選手の試合↓
Andy Hug[Karate] VS Changphuak Kiatsongrit[MuayThai] ここで驚くのは、3度ほど
カカト落としをスウェーで直撃を避けると
ついには距離感を掴んだのか、2:20頃の場面では
半歩程下がりつつスウェーで避けつつ
すくい受けで蹴り足を取ってしまうという芸当を見せます。
今でこそ
カカト落としは珍しい技ではないですが
当時は、特に
アンディ・フグの
カカト落としは、
カラテの試合において
「来るのがわかっていても避けられない技」として有名でした。
それが初めてみるであろうカカト落としを直撃させずに遂には
完全に見切ってしまう...チャンプアの技量には
目を見張るものがありました。
それは、普段は、冷静な試合を見せるアンディ・フグが焦り
エキサイトしているのを
見てても感じた部分でした。
(※ 顔面パンチで怒ってるのもありますけどねw)
最近はこういった
「異種格闘技戦」を観る機会が無くなってしまいましたが
また
「総合格闘技」とは違った醍醐味があるだけに勿体ないですね。
※こんな記事も書いてます↓長州力の異種格闘技戦 in マダガスカル総合格闘技で発揮される柔道やレスリングの投げ技を観た人々の反応タイの人々が演奏する「上を向いて歩こう」(suki-yaki song)への反応 
1. 無題
最近はK-1も総合もある程度ルールを考慮した有利な戦いかたが出来てきましたから
みんなある程度戦いかたが似てきましたよね